【過去に乗ったクルマ】その6 アコードワゴンを廃車にして〜トヨタ・ヴァンガード

2度めの大きな事故を起こし
お気に入りのクルマをまた
手放すことに。。
事故というのはいつでも隣にいるもので
自己の調子が悪くなったまま放置していれば
すぐに出逢うことができるのです。
体調にしても精神的悩みにしても
感情にしても、
マイナスのエネルギーを
自分から強力に発すれば
事故のほうから寄ってくる
そんなイメージです。
私はショックを受け、しばらく考えました。

なぜ事故を起こしたのか

20代のときの日産プレジデントでは
調子にノリすぎて、うぬぼれた運転をして
事故を起こしました。

今回の30代で起こした事故はどうでしょう?
直接的な原因は「確認不足」でしたが
そもそも、日常から計画的に生活をし、
効率について、または時間について
しっかりと考えていれば
起こらなかったかもしれない、
そういう事故でした。

無計画で行き当たりばったりの
はっきりいってだらしない生活でした。

人生の目標も特にないまま
休みの日はただクルマを眺め
職場と家の往復をするだけの・・・

マイナスのエネルギーを
撒き散らしていたかもしれません。
まったくの無意識のうちに。

そんな生活をしていてはいけないと
クルマが身をもって教えてくれた・・・
(ちょっと違うか)

そんな生活を見直す「きっかけ」をくれた!
と思うようにしました。

幸い、当時の職場は自宅から歩いていける距離に
ありました。
原付バイクもありました。

しばらくクルマなしで反省しよう・・・

そう決めたのです。

田舎でのクルマなし生活

相当不便です。

歩道を歩いている人、ほとんど見かけません。
完全クルマ社会。

好きな女性を乗せるために・・・

自分の悪い生活のせいで
自分の大切な相棒(クルマ)を失った・・・
反省の毎日・・・を送りながらも、

猛烈に私の心を魅了する女性が現れます。
職場にいた派遣社員の女性で
毎週のように職場の仲間5〜10人ほどで
飲み会を開き、交流していました。

そんなある日、同僚の結婚式に出席するため
クルマで乗り合わせて行こう、という話がでました。
「チャンスだ!」
「でもクルマ持ってない、どうしよう・・・」

ちょうど、本当に、たまたま
弟が海外赴任することになった。
弟は静岡に住んでいたが、
「しばらく乗らないので、保管しておいて・・・」と
クルマを実家に預けていったのです。

・実家の駐車場がパンパンでちょっと邪魔
・ずっと誰も乗らないでいると、クルマの調子が悪くなる
・毎日エンジン掛けたほうがクルマは調子いい状態を維持できる

考えつく理由を(ひとつだったけど)いろんな表現をして
弟に伝えたところ、あっさりと
「いいよ、しばらく帰れないし、大事に乗ってくれるなら」
と貸してくれることに。

反省モードは続行中でしたが、
恋愛モードが暴走して
いとも簡単にクルマ生活に戻ることに・・・

人生で初めての「SUV」を運転することに

トヨタ  ヴァンガード
いいクルマです!

ちょうど世の中はSUVの流行りが目立ち始めた頃で
女子ウケは抜群だったと思います。

思いを寄せる女性と2人で結婚式に行くことになりました。
めちゃくちゃ緊張したのを覚えています。

当たり前ですが
どんなにいい感じのクルマに乗っていようとも
女性はそれほどクルマを気にしていないし
クルマがどう、より、クルマの中の時間がどうだったか
のほうがよっぽど大切なのだ。

こんな当たり前のことを痛感しながら過ごした車内の
あの空気感・・・とても深い記憶となっています。

つづく

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