【過去に乗ったクルマ】その9 ヴァンガード〜トヨタ・ハリアー・ハイブリッド

もはやクルマどころではない・・・
完全に自分の人生の振り返りになって
しまったこのシリーズ。
でも、クルマを軸に振り返っているので
ご興味のあるかただけお読みください!

ここまできたら全部正直に・・・

衝撃の一言を放たれた私。
というか、「なんでも正直に言えば済む」と
勘違いしていただけだった。

確かに彼女の一言は正しい。
この田舎でクルマがないことは
前述のとおりだ。

取り繕って、
「全然、気にしない〜」という女性より
しっかりと現実を見ている。
逆に
「なんて単刀直入なんだろう、確かにそうだ。
反対の立場なら私もそう思うだろう」と
感動しました。
(軽くディスられているにも関わらず感動するなんて
やっぱりMなんだろう私は)

正直に告白したことに対して
ど正論で直球を投げ返してきた彼女。

そこから
・彼女への想い
・なぜこういう状況なのか
・これからどう変化していくのか

全部正直に話した。言わなくてもイイような
過去の経歴も含め、すべてを話した。

当面は弟のクルマを借りつつ
お金を貯めてマイカーを買う、
と同時に結婚に向けてもお金を貯める
(どんだけ貯めるんだ、と思ったけど・・・)

計画書を喫茶店で作ったりして過ごした。

計画した途端に計画が破綻

なんとかお付き合いを進めていくことに。
週に1度、デートのときにヴァンガードに乗り
他の日は会社の車で過ごした。
プロポーズも済み
日々仕事を頑張ってお金を貯めて
普通に頑張っていたと思います。

こうして5ヶ月が過ぎたころ
弟様から連絡が・・・

「来月から日本に戻るからクルマ返してね!」

爽やかに言われました。
当初の予定より1年ほど早く帰国することに
なったのだ。

当然返却することに。

計画では半年後に車探しを開始して
1年後に購入することになっていました。
前倒しで探し始めることになりました。

しかし・・・
当時は、2012年で
世間における太陽光発電システムに対する注目は
過去最大と言っても過言ではなかったと思います。

休みは月に2回取れればイイほうで、
私のように要領が悪いとほぼ休みが取れない状態でした。

やっと取れた休み、
でもデートに会社の車を使うのは、当然NGだし
クルマ的にもNGでした。

そんな生活のなかでクルマ探しなんてできるはずもなく、
でもデートはしなければ死んでしまうし(死ぬことはないけど)

で、

本当にたまたまなんだけど

実家にいいクルマが存在していました。
しかも、きいたところ、ほとんど乗っていないとのこと。

デートのときだけ借りることにしました。

このクルマこそ、その後の私のクルマの好みを
完全に変えてしまった名車でした。

トヨタ  ハリアーハイブリッド
V6  3,3L
パールホワイト

こんないいクルマでデートができるなんて
なんて幸せなんだろう、と
かなり浮かれていたことを覚えています。

そして入籍をして、新婚旅行(国内)(仮)は
このクルマで行ったのでした。
(話を端折りすぎてすみません)

ハリアーは今のSUV人気のきっかけになったクルマ
と言ってもいいと思います。
私をはじめ、「4駆」と呼んでいた人たちの
イメージや概念をガラッと変えたクルマです。
山や川、荒れ地を得意とするオフロード専用車から
都会を走り回る先進的なクロスオーバーに。

生まれて初めて運転するハイブリッド車。
ヴァンガードのときも感動しましたが
それとは全く違う「驚き」にも似た感動でした。
「音がほとんどしない」ことにびっくりしたのです。
あとはハイブリッド車独特の回生ブレーキ。

すっかり虜になってしまいました。

続く・・・

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