【運転】一般道を走行するときに最も意識すること これをすれば安全運転につながる

当ブログでは、
高速道路での走行についてばかり
扱ってきました。
しかし、普通に生活している限り
一般道を走行することが圧倒的に
多い。
今回は一般道を走行する際
どんなことを意識すると良いか
私が実践していることを書きたいと思います。

きっかけは免許証の更新講習

私の免許証はブルーです。
シートベルトとか
携帯とか、駐車禁止違反とか
軽微な違反を2年に1回くらいのペースで
繰り返してしまいました。
そうすると免許の更新は
いつも準優良運転者か一般運転者になる。

更新講習のときに見せられる映像がある。
事故現場の写真であったり、
事故の解説であったり、
事故で人生が変わってしまった人であったり。

ある講習のとき、
「教習所では確実に習い
いつ聞かれてもきちんとした答えを
誰もが言える」内容・・にも関わらず
「ほとんどの人ができていないこと」に
気付かされました。

事故はあらゆることが原因となります。
予想もできないような原因で起こることも
あると思います。
でも、半分以上は
「意識できること」を変えるだけで
避けることができると、発見しました。

それは、

もちろん、「スピードを出しすぎない」とか
「シートベルトをする」とか、
「運転しながらスマホをいじらない」とか、
ありますが、

「正しい一時停止」をする

ということです。

当たり前過ぎて
「何いってんだバカヤロー」
と思われるかもしれません。

でも、よく観察してください!

詳しく統計をとったわけではないですが
95%くらいの運転者は
「正しい一時停止」ができていない
思います。(意識する前の私も含め)

言うまでもないですが、
一時停止=徐行をしながら注意を払う
ではありません。

「タイヤの回転が完全に止まる状態」に
ならないと停止とは言えません。

「そんなこと知っている」と私も思ってました。

きちんとした停止ができていたとしても
その停止した場所は
ほとんど
「停止線をはみだして」
いるのです。

嘘だと思ったら、今度観察してください。

場所によっては、すべてのクルマがきちんと
守っているところもあるでしょう。
(通行量が多い道路への合流地点とか)

住宅街の一時停止なんて、ほとんど守られて
いないです。

クルマ通りが少ない道路だったら、
だいたい徐行で通過していませんか?

「はい、はい、それで?」

と思われた方、
1回でもいいので
「意識して」正しい一時停止を
してみてください。

想像以上に「完全に回転を止める」ことが
「あ、こんなに本格的に止まることなんだ」
と思うかもしれません。

そして、なぜ停止線がそこに引かれているか
をよく考えてみてください。

予測もできないような「危険が起こる
可能性」が、「わずか」でも「ある」からです。

「あるかもしれない」からです。

無意味に決められていません。
客観的に統計的にきちんと計算されたうえで
決められた停止線の位置なのです。

停止線で完全に停まったところで
安全確認ができない!という意見があります。

その場合は、停止線で完全に停まって
そこから安全を目視できるところまで
徐行する、のが正解です。

多くのクルマが停止線ではなく
目視できる地点まで行ってから停止
もしくはそのまま徐行しながら
通過していく。

では、実際に停止線で停まったらどうなるか?

意識して停まると、まず感じるのが
・「時間がもったいない」
・「後ろのクルマに迷惑かも」
などかもしれません。

でも繰り返しやっていると
・時間と言ってもたかが1秒くらい
・後ろのクルマはたいして気にしていない
ことに気づく。

むしろ後ろのクルマもつられて
きちんとした一時停止をすることもある。

「時間がもったいない」と感じるひとは
多分「急いでいる」ひとだと思います。
私がそうでした。
でも、1秒なんてすぐ取り戻せます。
直線でちょっとスピードを出せば
すぐ追いつきます。(出し過ぎはNGですが)
そもそも次の信号に引っかかれば無意味です。
たった1秒使うだけで事故を回避できるなら
まったく気にならないはずです。

そんな理屈も理解できないくらい急いでいるなら
それはただの計画不足です。

そして正しい一時停止の効果として

「こんなに本格的に停まることなんだ」と
思うのと同時に
「あ、ちゃんとルールを守れた」という
成功体験的なことも感じられるかも知れません。
「当たり前なのにみんなができていないこと」、を
「自分はきちんとできている」、という達成感。

表現が大袈裟かもしれませんが、
そういった達成感みたいな気持ちを感じると
その後も自然と「安全運転」を意識し続けることが
できます。

一時停止のたびにそうなるのです。

いろいろ守らなければならないルールがありますが、
まずは「正しい一時停止」に徹底して意識をすることで
運転そのものを安全志向に持っていくことが
可能なのではないでしょうか?

ぜひ一度、騙されたと思って意識してみてください。

最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。

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