【過去に乗ったクルマ】その5 アコードワゴン〜事故に遭う

昔憧れていたアメ車
違う意味でその夢が叶いました。
アメリカで設計・生産された
アコードワゴン。
見た目も中身もすっかり気に入り
2台連続で乗り継ぐことに・・・
2台目のアコードワゴンは
ほぼフルカスタムされていて
最高の1台でした。
ただ30歳すぎてあのマフラー音は
賛否両論でした。。。

30歳すぎてヤン車に乗る気持ちとは

希少なクロのアコードワゴン
坂道を登る時は、まるでセスナ機のような
音をたてて
また、高速道路でVTEC音も楽しもうにも
排気音がうるさすぎて
エンジン音がほとんど聞こえませんでした。

当時の私は接客業をしていて、
会社で「CS優秀賞」を受賞しました。
お客様の声で「称賛」を一定数もらうと
受賞できるものです。
職場の仲間からは、
「CS優秀賞」をもらうような人間が
乗るクルマとは思えない・・
なんてよく言われました。
私はそう思いませんでしたが、
一般的に言う「ヤン車」と大差がないと
いうことでした・・

でも好きなものは好きで、
ほぼ毎週手洗い洗車をして
3,000キロ毎にオイル交換をして
それはそれは大切に扱いました。

ほとんどいじるところもなかったですが
サブウーファーを積んでみたり
ポジションランプをLED化してみたり
DVDを再生できるよう細工してみたり

例えまわりから
「あいつはいい年してヤン車に乗っている」と
言われたところで正直なんとも思いませんでした。
ただ、深夜に自宅に帰るときとか、
彼女の家に初めて行くとき、とかは
ちょっと良くないかな、と思いましたが・・・

ちょっと前に

「車好きと猫を飼っている独身男性は結婚できない」

と言われたことがありました。
そんなことないでしょ?とか思っていましたが、
気がついたら・・・
・休みの日にはずっとクルマのことばかりしていました。
・給料も貯金とかしないで、クルマのパーツやメンテナンス費用
  高速代とかでほとんど使い切っていました。

確かに・・・と納得したのもこの頃です笑

そしてまた事故に遭うことにことに・・・

事前準備・段取りの大切さを思い知るきっかけとなった事故

仕事の職場で異動がありました。
引っ越しを伴う異動です。

通常、引っ越しとかするなら
しっかりと準備をして
段取りというか、行動の計画をたてると思います。

しかしその頃の私といえば
いつも行き当たりばったり、というか無計画で
思いついたときに荷物の移動をしたり
お金をケチって自分のクルマで引っ越しを敢行しようと
していました。
計画性がないので何度も往復しました。
それでもなんとか90%くらいは終了して
あと1回往復すれば引っ越し完了、というときのこと

私は当時、めちゃくちゃ夜型で、朝はとても苦手でした。
早朝なんて無縁の生活でした。
でもある日
なぜか朝早く目が冷め、いつもどおりの「思いつき」で
「あ、引っ越し完了させようかな」と
突然行動を開始していました。

普段クルマに乗ることのない時間帯、
確か6時半〜7時くらいの時間でした。

私の住んでいる地域では、冬の朝方は
交差点のミラーが霜でほとんど何も見えません。
でも早朝にクルマに乗ったことがない私は
その日初めてそのことを知ります。

見通しの悪い交差点で、
どのくらい出て確認するかよくわからず、
ちょっとずつクルマの頭を出していました。
右を見て、左を見て、そしてもう一度右を見て
「OK〜」と思った瞬間、左から来たクルマが
私のクルマの助手席側に激突。

気が動転してよく覚えていませんが、
相手は中国のかたで、ほぼノーブレーキで
ぶつかってきました。
もしかすると携帯を見ていて
私のクルマに全く気がついていなかったのかも
知れません。
私ももう一度左を確認するべきでした。
結局私の確認不足ということで
事故は処理されました。

相手も怪我をすることもなく、保険にも加入していたので、
あとは事務的に処理されたことを覚えています。

そしてこの事故は私のなかでものすごく
考えさせられる出来事となりました。

私をよく知る先輩に
「そんなの訳わからない時間に運転しているお前が悪い、
だいたいなんで冬の早朝に引っ越ししてんの?
引っ越しって普通1日で終わることじゃないの?
なんでそんなに効率悪いことしているの?」

一語一句すべてが心に突き刺さりました。

何一つ間違っていないからです。

そうです、この事故で私の悪いところがすべて
浮き彫りにされたのです。

プレジデントの事故のときもそうでした。

事故というのは、だいたい自分の状態が良くないときに
起こるものです。

その状態とは、身体的にも、精神的にもです。

そして大切な相棒も失うことになりました。
(修理代>購入費用 と走行距離)

この事故後しばらく
自分のクルマを所有することはありませんでした。

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